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解体工事の付帯工事を解説、費用が高くなる理由はこれだ
解体費用の見積もりを取得し「考えていた以上に高かった」と、感じる人も多いのではないでしょうか。
解体工事する場合、特定の工事が含まれたり特定の条件に該当していたりすると費用が高くなります。
本記事では解体工事が高くなる理由や、付帯工事について解説します。
記事の後半では付帯工事の費用を安くする方法についても紹介しますので、解体費用を少しでも抑えたい人はぜひ参考にしてください。
解体工事が高くなる理由
解体工事が高くなる理由は、次の工事が発生したり条件を満たしたりするからです。
- 付帯工事
- 立地条件
- アスベスト
上記の項目に該当したとき、なぜ解体工事が高くなるのか解説します。
付帯工事
建物の解体工事に加え、付帯工事が発生すると解体費用が高くなります。
付帯工事とは、建物以外の工作物を解体する工事です。
たとえば、ブロック塀や植栽の撤去などが付帯工事に該当します。
付帯工事する場合、建物と同じく重機を利用して作業員が解体するため、重機回送費や人件費、産業廃棄物処理費用などが追加されます。
建物に関連する工作物は多く、解体工事が建物だけで済むケースはほとんどありません。
建物の解体費用だけを参考にすると、見積もりを取得したときに高いと感じてしまいます。
立地条件
解体しにくい場所で解体工事すると、見積もり費用が上がります。
解体しにくい場所の一例は、次のとおりです。
- 前面道路が狭い
- 隣家と解体する建物が近すぎる
- 狭い解体現場で工事関係車両が駐車できない など
上記のような条件に該当すると、作業員が建物を手壊ししたり、工事関係車両を停めるために駐車料金がかかったりします。
これらの費用が解体見積もりに反映されるため、解体工事の値段が上がります。
アスベスト
アスベストが使われている建物を解体する場合、法律に定められた方法で解体しなければならず解体費用が上がります。
アスベストは衝撃を与えると飛散してしまい、飛散したものが体内に入るとガンといった症状を引き起こしてしまいます。
そのため、アスベストが使われている建物を解体する際には、飛散防止対策や防じんマスクの着用などを実施しなければなりません。
とくに飛散防止対策するには、解体現場を厳重に養生しなければならず費用がかかります。
よくある付帯工事
よくある付帯工事は、次のとおりです。
- ブロック塀撤去
- 植栽撤去
- 庭石撤去
- カーポート、車庫撤去
- 倉庫、物置撤去
- 土間コンクリート撤去
- 井戸や池の埋め戻し
どのような工事が付帯工事に該当するのか把握し、解体見積もりを取得するときに高くなりそうかどうか確認しておきましょう。
ブロック塀撤去
ブレインフォレストの場合、ブロック塀撤去は3,000円/㎡〜で付帯工事をおこなっています(重機使用の場合)。
ブレインフォレストでは撤去だけでなく、ブロック塀の処分費用を含んだ見積もりを提出します。
しかし、業者によってはブロック塀の撤去費用だけ計上し、処分費用を別に設定するケースもあるため注意しましょう。
植栽撤去
植栽撤去費用は、樹木の高さや抜根するかどうかで値段が変わります。
一般的に人の背丈くらいの樹木を伐採するだけなら、1本につき1万円〜2万円くらいかかります。
しかし、根まで完全に撤去する場合、重機で掘り起こしする必要があり、伐採とあわせて1本につき5万円くらいかかるケースもあるため注意しましょう。
なお、樹木の根が残っていると建物の建築に支障があったり、時間経過とともにまた生えてきたりするケースもあります。
土地を売買するために解体するなら、抜根までおこなっておきましょう。
庭石撤去
庭石の撤去は、重さによって費用が変わります。
一般的に、庭石の撤去は1tにつき1万円程度かかります。
目安としては1㎥の大きさの庭石で、おおよそ3tくらいです。
ただし、石材によって密度が違い、小さくてもかなりの重量のものもあります。
多種多様な庭石がある場合、早めに解体見積もりを取得して正確な費用を調査しておくべきでしょう。
カーポート、車庫撤去
カーポートや車庫は、壁や屋根があり建物に似ているため撤去費用も高くなりがちです。
カーポートの撤去費用は車1台分のスペースであれば3万円〜5万円程度、車庫の場合は5万円〜6万円くらいかかります。
カーポートだとしても基礎があり、重機が入らない場所で撤去工事する場合は値段が上がってしまいます。
倉庫、物置撤去
倉庫や物置を撤去する場合、1坪あたり2万円〜3万円程度かかります。
倉庫や物置もカーポートと同じく、土地と固定するために基礎を敷設しているケースがあります。
基礎の撤去費用がかかる場合、坪あたりの金額も上昇するため注意しましょう。
土間コンクリート撤去
土間コンクリートの撤去費用は、厚さや配筋されているかで次のように金額が変わります。
土間コンクリートの厚さ |
配筋の有無 |
価格 |
厚さ5cm |
なし |
700円/㎡~ |
あり |
1,000円/㎡~ |
|
厚さ10cm |
なし |
1,000円/㎡~ |
あり |
1,500円/㎡~ |
土間コンクリートの厚さや、配筋されているかは建築図面で確認できます。
※上記の表は一般的な費用です。ブレインフォレストの場合は個別にお見積もりをご依頼ください。
井戸や池の埋め戻し
井戸や池を埋め戻す場合も、付帯工事として費用がかかります。
また、埋め戻す際にはお祓いするケースもあり、お祓いするときには費用が追加されます。
どちらも深さや大きさによって値段が変わるため、詳細な金額を知りたいときには見積もりを取得しましょう。
付帯工事費用を安くする方法
付帯工事費用を安くする方法は、次のとおりです。
- 相見積もりをとる
- ブロック塀解体等補助金を利用する
ここからは、付帯工事を安くする方法と注意点について解説します。
相見積もりをとる
解体工事する前に相見積もりを取得すれば、付帯工事の費用を抑えられます。
付帯工事には相場があるものの、解体業者によっては高い見積もりを出してくるケースがあります。
1社だけに見積もりを依頼しても相場かどうか判断できず、高い金額で発注してしまうかもしれません。
相場で解体するためにも相見積もりを取得し、金額を比較してから発注しましょう。
ブロック塀解体等補助金を利用する
付帯工事の費用を抑えるには、自治体が実施する補助金の利用を検討しましょう。
倒壊しそうな危険なブロック塀の撤去を補助している自治体があります。
補助を受けるには条件があり、各自治体によって内容が異なります。
また、そもそも補助していない自治体もあることには注意しましょう。
なお、「補助を受けたいがどうしたらいいのかわからない」と悩んでいる人は、お気軽にブレインフォレストまでお問い合わせください。
要注意!植栽を自分で切っても費用はほとんど変わらない
植栽を自分で切っても、費用はほとんど変わらないためやめておきましょう。
付帯工事の費用を抑える方法としてよくネットでおすすめされていますが、自分で切るには何日もかかり、抑えられる金額はわずかです。
また、伐採するには、ノコギリやチェーンソーを使わなければならず危険も伴います。
重機で作業すれば1日ですぐに終わる作業であり、費用のあまり変わらないため植栽の伐採は解体業者に任せましょう。
ブレインフォレストはきれいに更地にします
ブレインフォレストでは丁寧で安心できる工事を支持いただき、創業9年で8,000件以上の工事を実施しています。
今まで積み重ねてきた経験をもとに付帯工事まできちんと見積もりし、ご希望どおりにきれいに整地して引渡します。
また、当社は【解体屋らしからぬ解体屋】をブランドフレーズに、解体業界のイメージを変えたい一心で取り組んでいる企業です。
らしからぬの定義
1.超凡事徹底
2.期待以上の価値の提供
3.業界に捉われない挑戦
解体屋らしからぬ解体屋として質の高い仕事内容を提供しております。
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