一戸建て住宅の解体費用とは

土地を売却するときや、建物を建て替えるときには、一戸建ての解体を行わなければならないときがあります。
このように意外と一戸建てを解体するケースは多くありますが、一戸建てを解体するのにどのくらいの費用がかかるかご存じでしょうか？

一戸建ての解体費用は、構造や大きさなどによって変動するため解体金額がざっくりとしか分からず、心配な方も多いと思います。

本記事では、一戸建ての解体の費用目安や解体の流れ、解体費用を抑える方法などを解説します。
本記事を最後まで読み進めていただければ、一戸建ての解体をするときの費用や流れについての心配が解消されることでしょう。

解体費用の基本構成について

解体費用には、様々な費用項目が含まれています。
この解体費用に含まれる費用項目は、次の表の通りです。

①建物解体費＋②付帯工事費＋③その他費用を合計した金額が解体費用です。

解体費用の相場について

解体費用は、建物の構造と面積により変動します。
ここでは、建物の構造により解体費用がどのくらい変わるのか、木造・鉄骨造・RC造を例に紹介します。

木造の費用相場

木造の場合、一般的に3～5万円/坪あたりが目安です。
30坪の場合、90～150万円になります。
ブレインフォレストでは25,000～40,000円/坪が目安です。

鉄骨造の費用相場

鉄骨造の場合、一般的に5～7万円/坪あたりが目安です。
30坪の場合、150～210万円になります。
ブレインフォレストでは25,000～50,000円/坪が目安です。

RC造の費用相場

RC造の場合、一般的に6～8万円/坪です。
30坪の場合、180～240万円になります。
ブレインフォレストでは35,000～50,000円/坪が目安です。

一戸建て住宅を解体するまでの5つ流れ

一戸建て住宅を解体するには、5つの流れがあります。
ここでは、一戸建て住宅を解体する5つの流れを紹介します。

1.見積もり

一戸建てを解体するためには、解体業者から見積もりを取得します。
見積もりを取得するためには、まず解体業者へ連絡し、解体業者に現地確認をしてもらいます。
解体業者に現地確認を行ってもらうことにより、正確な解体見積もりを取得することができます。

2.解体準備

解体業者を決定したら、次に解体準備を始めます。
この解体準備は、近所への挨拶と役所への解体工事申請です。

解体工事を行うとどうしても騒音・振動が発生し、ほこりが舞ってしまいます。
そのため、近所に挨拶にまわり、工期や工事内容、騒音・振動などの対策を説明します。
こうすることで近隣トラブルの発生を大きく減らすことができます。

また、解体をするときには建設リサイクル法に基づく届け出をしなければならず、場合によっては道路占用許可等の申請もしなければなりません。
このような手続きも解体準備中に行います。

3.解体工事

解体工事を開始するときには足場と養生の設置を行い、先に建物の内部解体を行います。
そして、内部解体が終了した後、建物自体の解体を行います。

内部解体と外部解体と分けて行うのは、内部解体の廃材を分別して再資源化できるもの、処分するものを分けないといけないからです。
適切に分別することにより処分費を抑えられるので、解体費用を安くすることにもつながります。

4.廃材処理

一戸建てを解体したら、解体で出た廃材を処理します。

廃棄物の収集運搬を行うときにはマニフェスト（産業廃棄物管理票）を発行し、適切に処分したかを記録しなければなりません。
もし廃材を適切に処分しているか確認したいときには、解体業者にマニフェストを見せてもらうと良いでしょう。

5.整地

一戸建てを解体して廃材処理をしたら、最後に土地を整地します。

基礎まで解体するため土地に高低差ができてしまいますが、これを整地して平らにします。
また、整地と同時に解体現場を清掃し、解体工事は完了です。

解体費用を抑える3つの方法

一戸建てを解体をする人の最大の関心事は、どのように解体費用を抑えるか？だと思います。
解体費用を抑えるには3つの方法があるため、この方法を紹介します。

1.補助金制度を利用する

解体を行うとき、解体をする場所の自治体から補助金が出ることがあります。
そのため、解体を行うときに補助金制度が利用できるか、解体をする前に確認しておきましょう。

補助金制度について詳しく解説した記事があるため、詳細はこちらの記事をご確認ください。

2.複数業者から相見積もりをする

複数業者から相見積もりを取得して工事内容と解体費用を比較し、コストパフォーマンスが高い業者に解体を任せます。

なお、解体費用が極端に安い解体業者を選ぶのはおすすめできません。
そのような解体業者は、工事内容に抜けがあったり、廃材を不法投棄する恐れがあります。
あくまで工事内容と解体費用の比較をするのが大事なことです。

3.草や木の整理や家財道具は事前に出しておく

解体工事現場で草刈りの必要があったり、家財道具処分をする必要があったりすると費用が高くなってしまいます。
そのため、草刈りや家財道具処分は自分で行っておきましょう。

一戸建て住宅を解体する時の注意点

一戸建て住宅を解体する時にはいくつかの注意点があります。
ここでは、一戸建て住宅を解体する時の注意点を紹介します。

税金が高くなる可能性がある

土地上に住宅が建っている場合、土地の固定資産税は最大1/6になっています。
これは土地の固定資産税の減税措置が適用されているからです。
しかし、土地の固定資産税の減税措置は、土地上の住宅がなくなると適用されなくなります。
そのため、住宅を壊すとその住宅の敷地の固定資産税が上がってしまいます。

解体後は建物滅失登記を行う

一戸建て解体後は建物がなくなったことを法務局へ申請し、建物滅失登記を行わなければなりません。
解体業者は建物滅失登記まで行ってくれませんので、自ら行うか、司法書士に代行して行ってもらうようにしましょう。
司法書士に建物滅失登記を代行してもらうと5万円前後かかります。

更地にすると再建築不可になる可能性がある

都市計画法により建物を建築してよい場所と建築できない場所が決められています。
もし解体する建物が建築できない場所にあった場合に建物を壊してしまうと、もうその土地には建物を建てられなくなってしまいます。

解体せずに売却することも検討

一戸建てを解体すると費用がかかるため、解体せずに売却できる場合は古家付き土地として売却することが可能です。
ただし、古家付き土地は買い手が解体費用を出すことになり、売却に時間がかかることがあります。
そのため、できる限り更地にして売却をする方がよいでしょう。
更地の状態だと、土地の大きさが現地で把握でき、買い手に解体費用がかからないため、早く商談がまとまることがあります。

当社、ブレインフォレストでは、土地の売却が早期にできるようなキレイな整地・解体を目指しております。
売却のために建物解体を実際に行った事例も掲載していますので、気になる方はこちらの記事をご確認ください。

一戸建て住宅の解体作業はブレインフォレストにお任せください！【実績に信頼できる解体業者No.1】

当社は丁寧な施工と納得できる価格で支持をいただき、創業8年で7,000件以上の工事をさせていただいています。
年間1,200件以上施工しており、一戸建ての解体のご依頼も数多くいただきました。
木造一戸建てだけではなく、鉄骨造・RC造の住宅の解体実績も多数あります。
立地条件や建物の状態をしっかり判断し、ご納得いただけるお見積もりを提示いたしますのでお気軽にご相談ください。

当社の経営理念は「らしからぬの追求」です。
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らしからぬの定義
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