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解説!解体工事の見積書の見方~トラブル回避のために知っておきたいポイント
こんにちは、愛知・岐阜・三重・静岡・滋賀の解体工事専門ブレインフォレストです。
今回は解体のプロの立場から、解体工事の見積書の見方を解説します。
この内容を知っていれば解体工事で起こりやすいトラブルを回避できる可能性がありますので 解体工事ご検討中ならぜひご覧ください。
解体工事の見積書の構成
解体工事の見積書の書き方は会社によっていろいろ違います。 一般的には1ページ目に総額、 解体工事費用が全部でいくらかかるかが載っています。
2ページ目に注意事項や確認事項があり、 3ページ目に各項目が載っています。
各項目とは建物を壊す、庭の植栽を撤去する、石やブロック塀を撤去するなどの項目です。
見積書の項目をチェックしよう
見積書で皆さんが最初に目が行くのは金額だと思います。 安ければ安い方がいいのはよくわかります。
ただ、金額が安いかどうかと同時に 見積書3ページ目の項目を見るだけで判断が全然違ってきます。
3ページ目に「解体工事一式 ●●万円」と載っている見積書は要注意です。 土地には建物だけじゃなく ブロック塀などいろいろなものがあると思います。
それらが項目別に書かれている見積書と 「一式」の見積書とどちらがよいかというと 項目別に分かれていた方がトラブル回避という点では安心です。
「一式」の見積もりが危険な理由
「解体工事一式100万円」はなぜ安心できないのでしょうか。 見やすいしわかりやすいし、どこにリスクがあるの?というと 「一式」に何が含まれているのかわからないところです。 解体の内容が書面で記載されていません。 おそらく口頭のやり取りで 「ここまで撤去します」「ここは含みません」と確認していると思います。
そのうえで「一式」の見積もりを提出しているんだと思いますが 見積もりを出してから半年、1年経ってから依頼しようとなってときに それがわからなくなってしまいます
「ここまで撤去範囲で100万円でしたよね?」「いやそれは入ってません」 といったことが起こります。
人間はどんどん忘れていく生き物ですから 口頭のやり取りはわからなくなってしまいます。
「ここは入っていないので追加工事です」で100万円が110万円に。
「ここはどうですか?」「ここも入っていません」で120万円に。
こんなことが起こると 当初予算100万円より高くなってしまうことがあります。
人間がやることなので なにか記録していれば白黒つくのですが 「一式」で書いてあると 口頭で話し合った取り決めが書面で残っていないので トラブルになる可能性が高くなります。
細かく項目が載っていると「なんだコレ?」「どういう数字なんだろう」 と思われるかもしれませんが それは解体業者に質問して、何の項目かまで確認していただいた方がいいと思います。
3社くらい相見積もりしてみよう
見積もりは何社取ればいいですか? というご質問をよくいただきますが、3社くらいでいいかなと思います。
10社とってもそれほど金額に差は出ません。
地域や立地によって解体費用は変わりますが 3社とればだいたいどのくらいだなというのがわかると思います。
「立地」で見積もり金額が変わる理由
解体工事でいう「立地」は おもに解体する建物までの道幅や隣地の建物との距離を指します。
道幅が狭かったり 隣の建物とほどんと隙間がなかったりすると 小さい重機しか使えなかったり、施工方法が変わることがあります。
重機が小さくなると大きな重機を使うより時間がかかってしまうので その分費用もかかることになります。
過去に人が1人通れるかどうかの道しかない建物の解体依頼をいただいたときは 手で壊して人力で運ぶしかありませんので 職人と相談しながらお見積もりしましたが、 本当に相場なんて関係ないすごい金額になりました。
「とりあえず概算でざっくり見積もりしてほしいんだけど」 といったご依頼をよくいただきますが、 立地、すなわち道幅や隣の建物との距離によって 解体費用は2倍くらい違った金額になることがあります。
ですので、概算見積もりをご希望の場合も 最低限現地に足を運んで状況を確認できればお見積もり可能です。
現地を確認できず「だいたい●坪の建物です」「名古屋市内です」 といった情報だけではまったく見当がつきません。
少なくとも立地条件がわかる状態でお見積り依頼をいただければ 最低限の概算見積もりはお出しできると思います。
ブレインフォレストは詳細なお見積もりを提出します
ブレインフォレストは解体範囲などお客様のご要望を十分聞き取り 詳細がわかるお見積書を提出しますので、安心してお見積もりをご依頼ください。
ブレインフォレストでは 【解体屋らしからぬ解体屋】を ブランドフレーズに業界のイメージを 変えたい一心で取り組んでおります。
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引き続きブレインフォレストを宜しくお願いいたします。
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