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木造3階建ての解体費用は2階建てより高い?理由を解説!
木造の建物を解体するとき、一般的に2階建ての解体費用より3階建ての費用のほうが高くなることをご存知でしょうか。
2階と3階では費用が大きく変わることがあるため、木造3階建ての建物を解体する際には注意しなければなりません。
本記事では木造3階建ての解体費用が高くなる理由のほかにも、解体工事費用の内訳についても解説します。
木造3階建ての解体を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
解体工事費用の内訳
木造3階建ての解体費用が高くなる理由の前に、解体の基礎知識として解体費用の内訳について解説します。
解体費用工事の内訳は、次のとおりです。
- 本体工事費
- 付帯工事費
- 廃棄物処理費
- 諸費用
各費用の内容をみていきましょう。
本体工事費
本体工事費とは、解体する建物にかかる費用のことです。
解体工事における費用は、建物が大きくなるほど、建物が硬くなるほど費用が高くなります。
建物が大きかったり、硬かったりすると解体を進めるのに時間がかかってしまって解体費が増えてしまいます。
一般的に鉄筋コンクリート造の解体費が木造よりも高くなるのは、建物の硬さが違うことが影響しているわけです。
付帯工事費
付帯工事費用とは、建物以外の建造物を解体する費用です。
一戸建て解体工事における主な建造物は、次のとおりです。
- 駐車場や車庫、ガレージ、カーポートなど
- 倉庫や物置
- ブロック塀やフェンス
- ウッドデッキや花壇、コンクリートのアプローチなど
- 浄化槽
上記のような建物以外の建造物が多くあると、付帯工事費用が高くなり解体費も高くなってしまいます。
廃棄物処理費
廃棄物処理費用とは、解体工事で排出されたゴミを捨てる費用です。
解体工事で排出された木材や瓦、コンクリートなどは、分別した上で適切に処理しなければなりません。
排出されたゴミの量が多ければ多いほど、廃棄物処理費用が増加します。
諸費用
解体には工事以外にも、次のような費用が発生します。
- ガードマンや誘導員の人件費
- アスベストの調査費用
- リサイクル法や道路占有などの届出費用
- 解体工事関係車両の駐車場代
- 近隣挨拶の粗品代 など
解体費用には多くの諸費用がかかるため、諸費用も決して安い費用とはいえません。
諸費用が高いと感じたら、諸費用の内訳を明示してもらうようにしましょう。
木造3階建ての解体費用は2階建てより高くなる?
ここまでは解体費用の内訳について解説してきましたが、続いては木造3階建てが2階建てよりも高くなるかどうかをみていきましょう。
結論:高くなる
結論からいうと、同じ延床面積である場合、木造2階建てよりも3階建てのほうが解体費用は高くなります。
なぜ3階建てのほうが高くなるのか、解説していきます。
理由①高いところの解体をしなくてはいけない
3階建ての木造の解体費用が高くなる理由の1つ目は「高いところの解体をしなくてはいけないから」です。
3階建てともなると建物が高くなり、通常の重機で解体するのが困難になります。
そこで登場するのが、通常の重機よりもアームの長い「ロングアーム」です。
ロングアームは大型建物の解体に使用される重機で、2階建て以下に使われる重機より使用料が高くなってしまいます。
また、大型重機が入れない狭小地の木造3階建てを解体する場合、3階を職人が人力で解体して残りを通常の重機で解体しますが、どちらの方法で解体するにしても、通常の解体費用より高くなります。
理由②近隣配慮が必要
3階建ての木造の解体費用が高くなる理由の2つ目は「近隣配慮が必要だから」です。
木造3階建てが建築されるのは住宅密集地であり、多くの住宅が解体現場に近接しています。
近隣に配慮せずに工事を開始してしまうと、大きなクレームに発展するおそれがあります。
クレームを防止するには何度もあいさつ回りをしたり、養生シートを高い位置まで設置しなければなりません。
近隣対策には当然費用がかかるため、街中で解体する場合は費用が高くなってしまうと考えておきましょう。
その他の理由
3階建ての木造の解体費用が高くなる理由の3つ目は「費用が上がる要素が多いから」です。
木造3階建ては住宅密集地に多い関係上、トラックが解体現場に入れないこともあり廃棄物が手運びになってしまうケースがあります。
また、大した金額でないものの、足場を3階部分まで設置することで解体費用が上がります。
このように木造3階建てを解体するときには、さまざま要因の影響を受けてしまうのが解体費を高くしてしまう要因です。
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